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なんか暖かい。古民家を断熱し床暖房を入れた部屋で違いを痛感。

2018年8月24日

古民家の断熱・暖房について考える

 

今まで感じたことがなかったのですが

最近家で「なんか暖かい」とよく思います。

これはまさしくリフォームの賜物です。

 

床高の問題、シロアリの問題をクリアするために

床をタイルにするという選択肢が、

必然的に選ばれた形になりましたが、

その時点で、床暖房にすることも

セットで決まったようなものです。

 

また、古民家の美しさの象徴でもある

天井の梁を見せたくなり、

天井が高くなるデザインを採用してしまったことも

床暖房を選んだ理由です。

(↑とりあえず、引渡し時点の写真)

 

断熱については、さんざん勉強しました。

特に参考になったのは、この本です。

エコハウスのウソ増補改訂版 40の誤解と1つのホント [ 前真之 ]

 

今の時代、高気密高断熱であれば、

床下エアコンが暖房設備としても

優れていそうだと思いましたが、

ウチのリフォーム対象スペースは

床下がないですし、仕方ありません。

 

建築家の家で、

土間に直接タイル張りの床暖房の心地よさを

体験したとは言え、非常に不安でした。

 

それがまあ、

11月初旬までではありますが

今のところ、大成功と感じています。

 

もちろんこれは

床暖房だけが勝因ではありませんが

広い面積から得られる「輻射熱」の効果は

大きいと思います。

これが「なんか暖かい」につながっていると思います。

 

壁・天井の断熱効果も

他のリフォームしていない部屋とは雲泥の差で、

これが暖房しているのに

「なんか寒い」と感じることと

つながっていると思います。

 

床暖房はタイマーで

朝は4:30~6:00

夜は17:30~19:00(キッチン側は18:30まで)

という感じで設定しています。

暖房の強さは、今のところ、

キッチン側が10段階中「2」

ダイニング側が「4」となっています。

ちなみにダイニング側は「3」にしていたのを

数日前に「4」にしました。

 

ちなみに大阪ガスの床暖房です。

(↑下の四角い2つが床暖房の設定パネル。蓋を閉めるとスッキリ)

 

この温度計で、

20:30時点で20.7℃。

この日は、最高気温 16.2℃、最低気温 7.1℃。

床暖(他の暖房なし)を切ってから

1時間半経過していますが、

隣の断熱なしの部屋は

ファンヒーターを弱く付けていました。

 

他の部屋から、この部屋に来ると

「なんか暖かい」。

 

この部屋から、他の部屋に行くと

「なんか寒い」。

暖房をつけているのに。

顔が寒いのです。笑

 

真冬に向かって、

体感温度がどう変化していくのかが非常に楽しみです。

 

追伸。

その後、温度と室温変化を計測した記事も併せてどうぞ♪

古民家の床暖房、設定と室温の実測データ