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水切りスペースの背面は、ガラリ戸!

2018年10月31日

水切りスペースの背面は、ガラリ(ルーバー)戸@キッチンカウンター

使いやすいキッチンの考察 ~水切りスペース編~

ハイツで暮らしていた頃は、

一応対面式キッチンでした。

吊り戸棚の一部が水切りスペースになっていて

さらに水切り網を取り付けていました。

非常に便利でしたが、

シンクに立つと

目の前に水切り中の食器類があって

視界が遮られます。

当然いい眺めじゃありませんでした。

 

今の家のリフォーム前は

IKEAのステンレスバーの棚を壁につけて、

ザルとかはそこに置いてしのいでいました。

 

みんな一体どこにザルやらボールやら

置いているのか???

 


ザルはシンク周囲に水滴が付いたまま放置したい


実家で暮らしている頃から、

シンク下、ワークトップ下の収納は

大嫌いでした。

何か、じめっとしてるし、変な臭いがするし。

実家を出てハイツで暮らすようになってからも

シンクより下の収納部分は

積極的には活用しませんでした。

 

ズボラな私は、

「食器や調理器具を布巾でふく」

という作業をしないし、したくない・・・

 

ザルやボールなんて、

生まれてこのかた

一度も拭いたことがないかも。笑

 

水滴がついた状態で収納できる。

自然乾燥しつつ収納できる。

放置したままで収納完成!

これが理想!!

 


水切りスペースは通気性を確保したい


以前の記事でも紹介しましたが

(⇒キッチンカウンターの高さは、ザルが隠れる高さで)、

水切りスペースがシンク上に常設されているデザインは

こんな感じ↓

写真では水切りスペースに

グラスとかが置いてあるのが見えます。

初めてショールームで見た時、

「これだ!!」と思ったのですが、

今思うと、もしこのグラスを

洗ったまま置いてあるとするなら、

多分なかなか乾きません。間違いない。

 

例えばこちら↓

水切りスペースの背面は、ガラリ戸!やすいキッチンの考察 ~水切りスペース編~

IKEAの鍋敷きを

一時的な水切りとして活用していますが

(樹脂の「足」が付属でついていましたが洗う際に面倒なので使っていません…)

たまにこの写真のように

キッチンの作業台の上に直接置いています。

すると食器から作業台までの空間がほとんどありません。

この状態で夜の10時頃放置しても

急須のように深さのある食器類は

朝になって完全に乾いていないことが多々あります。

(湿度も関係していると思いますが。)

 

やっぱり水切り後に乾燥させたいならば、

通気性を確保しないとダメなんだろうと思います。

 

また乾燥までに時間がかかるということは、

洗濯の部屋干しを考えてもわかるように

雑菌が繁殖しやすいということです・・・

 

 

あ、ちなみにIKEAの水切り…じゃなくて

鍋敷きはこちらです↓

ちなみにうちには2つあります。

1つ買って便利なので買い足しました。

 


水切りスペースの背面をガラリ戸にした


水切りスペースは通気性を良くしたい

という話は、設計事務所さんに力説(?)し、

知恵を絞っていただきました!

 

この提案を受けた時はシビレましたね~ 笑

 

水切りスペースがカウンターの下なので、

通常多くの場合、水切りスペースの背面は

ただの壁なのです。

(上の写真(リビングステーション)参考)

 

でも通気性を確保するために、

背面の壁を取っ払うという方法もあるわけです。

実際にカウンターの下がつうつうになっている

という事例写真もいくつか目にしました。

 

しかし!

これでは「キッチンの手元を隠そう」という

最大の目的が果たせなくなる。

筒抜けになっていたら、

手元&水切り中のザル丸見えになりますので。

通気性は良いですけどね。。。

 

そこで壁は取っ払うけど、

通気性のある「ガラリ戸」をそこに付ける、

という願ったり叶ったりの案を

出してくださったのです!

「ガラリ戸=お値段が高い」という事実が

案を見た瞬間に頭をよぎりましたが(^^;)

(ちなみに、ガラリってルーバーとも言いますね)

 

もうこれは、仕方ないと思いました。

ガラリ戸以上の妙案はないと思いましたので。

隠しつつ、通気性を確保する。

そのための最良の案はガラリ戸だと。

 

この水切りスペース、

両サイドに壁があるし、空間も大きくないので

すごく通気性が良いとはいえませんが、

満足しております!

水切りスペースの背面は、ガラリ戸!やすいキッチンの考察 ~水切りスペース編~

↑ダイニング側から見たキッチンカウンター

(ちなみにガラリ戸は無垢のブラックウォールナット。無垢材なので、最近ひずみが大きく、最後まで閉まらない(^^;)。。。とりあえず引き戸になっているので、取り外しも可能です♪ 掃除するときには外せると便利)

水切りスペースの背面は、ガラリ(ルーバー)戸@キッチンカウンター

水切りスペースの背面は、ガラリ戸!やすいキッチンの考察 ~水切りスペース編~

↑ガラリ戸なので、ほとんど見えません。

 

水切りスペースの背面は、ガラリ(ルーバー)戸@キッチンカウンター

水切りスペースの背面は、ガラリ戸!やすいキッチンの考察 ~水切りスペース編~

↑ガラリ戸を外すとこんな感じ。

 

水切りスペースの背面は、ガラリ戸!やすいキッチンの考察 ~水切りスペース編~

↑キッチンから見るとこんな感じ。

ちなみに上述のIKEAの「鍋敷き」は

通常このシンク端っこが定位置です♪

 


まとめ


  1. キッチンを設計する際、水切りスペースをどこに設けるのか考えましょう。意外と抜け落ちています。
  2. ザルやボウルの定位置は、シンク周りの「水切りしつつ収納できる」スペースが大変便利。
  3. 美しくないものを隠しつつ、通気性を確保したい場合は、ガラリ(ルーバー)の設置がオススメ。