Dear 200年前の人たち, 「南の部屋を普段使いにして下さい」
古民家ならではの残念ポイント
いわゆる“古民家あるある”。
古民家に住む友人知人に言うと「わかる~!」と。
なぜ私たちは北側の部屋に住まなければならないのか…
あんなに暖かそうな陽の光があるのに
町家もきっと基本はそうだと思いますが、
でーんと広い土地に配置できる古民家では
通常、南の一番いい部屋が「お客様用」となっています。
(もしかしたら地域性もあるかもしれませんが)
「家の者」の暮らしのベースは北側にあります。
こればっかりはエコロジカルとは言えません(><)
リフォームする際にはだいぶ悩みましたが、
水道関係も北側にしかなく、
完成された“続きの間“になっている南側の4部屋は
できることならそのまま残したいと考え、
結局、ダイニング・キッチン≒普段居る部屋は
北側にまとめる形を取りました。
今日、久しぶりに南の部屋に行ってみると(笑)
締め切ってある縁側のほうに吸い寄せられました。
その障子を開けると!
あったか~い!!!
あかる~い!!!
北側の部屋と4℃は違います。
太陽エネルギーを無視した暮らし。
まったくもってモッタイナイ!!!
北でも快適に暮らせるレベルになりましたが
リフォーム後、
蓄熱型の床暖房や気密性の高いサッシ、
たっぷりと断熱材も入れたので、
北側での暮らしも暖かく快適になりました。
太陽の明るさも活用すべく、天窓も付けました。
↑天窓を見上げるとこんな感じ。
でも晴れた日に南側の部屋に行くと
やっぱり切ない気持ちになります。
南にはこんなに贅沢な太陽光があるのに…
やっぱり南側の太陽って暖かそうなんです。
色が違う。実際暖かいし。
この気持ち、どこにぶつけたら良いのか…
「昔の人!見栄張ってないで南で暮らしてくれ!」
まだまだ妄想レベルですが、
将来的には南の部屋にも断熱材を仕込んで、
もう少し快適にしていきたいとは思っています…
まとめ
- 古民家で暮らそうと思ったら、南側のいい部屋を居室にしづらい可能性が高いです。
- 南を活用していらっしゃる方がいらしたら、ぜひ教えてください!
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