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子どもにお小遣いをあげるメリット・デメリット

子供にお小遣いをあげるメリット・デメリット。お小遣いは、面倒であり、ラクである

お小遣いは、面倒であり、ラクである

息子にお小遣いを渡し始めて9ヶ月。

今のところ、やって良かった!と思っています♪

皆さんはどうしていますか?

 

お小遣いを考え始めたきっかけ

息子が保育園の頃に、

おやつ買って~、ジュース買って~

ガチャポンやりたい!!・・・などなど

言われるたびにもや~っとしていました。

 

私はそれが必要ではないと思うし、

そんなことにお金を払いたくないのですが、

息子にとってはたぶん重要なんでしょう(か?)。

 

やはり、子供と価値観が違うんですよね。

単純に彼の欲しい物を否定することは

親の価値観の押しつけのようにも感じて

それも気になっていたのです。

 

将来お金を上手に使えるようになってほしい

いつしか、自分でお金を稼ぎ、

自分でお金を管理せねばならない日がきたとき

スムーズにできるようになってほしい。

ある日突然できるとは思えないし・・・

 

と、そんな漠然とした思いで探した本が

子どもにおこづかいをあげよう!』と

一生役立つ「お金のしつけ」』です。

上記の『おこづかいをあげよう!』の方は、

中古でしか入手できないようですね・・・

残念!

 

個人的には『…あげよう!』の方が気に入りました。

比較的方向性の似た内容だと思いますが

『…あげよう!』の方が、実践的です。

  • お小遣いの約束「契約書」のサンプル
  • どんなものにお小遣いを使うのか
  • お小遣いの振り分け例・・・   などなど、

具体的に載っているところが大変参考になりました。

 

お小遣いをどうやって考えるか?

夫には、お小遣いは早すぎる等と面倒臭がられ、

本の内容もあまり気に入らなかったようですが

具体的な代替案が示されたかったので(👍)

私の案で進めさせてもらうことにしました。

 

本の内容によると、だいたい以下の感じです。

■最終ゴール=子どもが使う全てのお金を渡す

■お小遣いの仕組み

  • 家の仕事をして、お小遣いをもらう
  • 家族全員の話し合いをもとにルールを決める
  • 運用上の問題が出てきたら、その都度話し合う

■お金は5つに分けて考える

  • 「自由」いつでも好きに使える
  • 「必要」文房具などを買う
  • 「中期」漫画など毎月の出費
  • 「長期」ゲームソフトなど高額出費
  • 「寄付」社会のため

■小さいうちは毎週渡す

■お小遣い帳は、つけなくていい。

子供にお小遣いをあげるメリット・デメリット。お小遣いは、面倒であり、ラクである

 

本によると「寄付」と「中期」を一緒にして

お金を4つに分けることを推奨していましたが

ワークシートを見ると

「中期」「長期」も合算しているし、

分類が少ないほうが分かりやすいと思い、

ウチでは「自由」「必要」「貯金」と、

とりあえずまずは3つに分けて管理しています。

子供にお小遣いをあげるメリット・デメリット。お小遣いは、面倒であり、ラクである

(↑いろいろ考えて、こんな入れ物をダイソーで調達してきました。まあ、今のところ使いやすいかなあと思っていますが、角型プラケースのパッチンと止めるところが既に壊れ気味で、その点は使いにくいかな😓)

 

毎週いくらあげるのか?(我が家の例)

「自由」いつでも好きに使えるお金:50円

考え方

・毎週自販機でジュースを買ってほしくない

・毎週100円のお菓子を買ってほしくない

 

「必要」必要なものを買うお金:200円

考え方

・ノートや鉛筆を必要に応じて買える

※高額すぎたようなので、筆箱が壊れたり、歯ブラシなどもお小遣いで支払う条件を後から追加。

 

「貯金」中長期貯めるお金:350円

考え方と内訳

【中期貯金】

・映画代:80円=1,000円÷12週

(1000円の映画に、12週間(3ヶ月)に1回行ける計算)

・プレゼント代:125円=500円÷4週

(500円のプレゼントを4週に1度買える計算…計算ミスで多すぎた😭)

【長期貯金】

・ゲームソフト代:95円=5,000円÷52週

(5,000円のゲームソフトを52週(1年)に1回買える計算)

・お土産代:35円=1,000円÷30週

(1,000円のお土産を30週に1度(1年に1、2回)買える計算)

【寄付】10円:フェアトレード商品の購入なども将来的には視野に入れたい。一応本にならって。

【予備】5円:キリのいい数字にするために。本にならって。

 

お小遣いに伴う定期的な「仕事」

お小遣いをもらうから手伝う。

お小遣いがもらえなければ手伝わない。

…生じるうる問題へのも葛藤もありました。

もしかしたら、お小遣いなしに、

手伝うのを嫌がるようになるのではないかと。

 

でもねえ・・・

私自身、指示されたお手伝いは

いやいややることが多かったですし、

子ども(大人も😅)なんてそんなものかと。

 

現時点での状況を見る限り、

当然、お小遣いがあるからやってるんでしょうが

手伝いが身についてきていることも感じます。

 

当然、出かけて帰宅が遅くなる日もあれば、

単純に親子ともに忘れていて、

お手伝いをやらない日も出てきます。

それでも、お小遣いを即減らすことはしません。

「最近、お仕事忘れることが多いよね?

あんまり続くようなら考えなきゃね」

ということは言いますけどね。

 

そうすると、だいたい気が引き締まって、

比較的がんばるようになる感じです。

 

“契約”した“家の仕事”は以下です。

<毎日>

・靴ならべ

・ダイニングにある小型ゴミ箱のゴミ捨て

・インコの水換え(朝晩)

<週末>

・ダイニング・キッチン床の雑巾がけ

・オモチャの部屋の片付け

 

仕事を終えたらチェックノートに自分で記入

毎朝晩のインコの水換えは、忘れがちで、

やっても、やったかどうか忘れてしまったりするので

空白のカレンダーを買って、

やったお手伝いにチェックをさせるようにしました。

 

それも本にならったのですが、

本のとおりにすると、

物凄くページが必要になりそうなので、

本の例をだいぶシンプルにして開始して

初めは私が罫線引いて、仕事の項目を書いたり

曜日や日にちも書いていたのですが、

面倒になって😅記載が遅れがちに・・・。

 

今ではまっさらな状態でも、自動的に、

息子が記入するようになり、現在こんな感じ↓。

子供にお小遣いをあげるメリット・デメリット。お小遣いは、面倒であり、ラクである。お手伝いチェック帳

(↑「か」は“インコのカンちゃん”の水を換えたら記載。朝晩水替えするので、1日の枠内に「か」の文字が2つある日はちゃんとやった日です。「◯」は、靴ならべと、ゴミ捨て。1個しか◯がない日は、靴ならべか、ゴミ捨てのどちらかを忘れているということ。)

子供にお小遣いをあげるメリット・デメリット。お小遣いは、面倒であり、ラクである。お手伝い(お仕事)チェック帳

(↑当初。インコの水交換はチェック欄を作っていませんでしたね…。しかもやったかどうかは、シールを貼って示していたのですが、息子もそれは面倒だったようで、すぐに記入方式に変わりました…)

 

要は、チェックできれば良いのです。

 

できるだけ、

仕事をやったかどうか聞く前に

先にノートを確認し

ノートにチェックが記載されていなければ、

「まだ水換えてないでしょ?」などと

聞くようにしています。

(まあつい聞いちゃうことが多いかな実際は😓)

 

失敗談

<息子>

・当初は、お金が自由に使えることが嬉しくて、2度ほど、習い事の帰りに自販機でジュースを買ってしまい、すぐにお金がすっからかんになり泣きわめいた。(ただし、今では「オヤツとかジュースなんて絶対買わへん。もったいない」と言うほどまでになりました。笑)

・当初、自分は「大金を持っている」という気持ちで、何かとお金をプレゼントしようとした…。

<親>

・お小遣いの設定(見積もり)で計算ミスしてしまって、中長期の貯金分として毎月500円ほど多く渡してしまっているが、一度設定した額を下げるのは、ほとんど無理。

 

現時点でのメリット

・あれこれ欲しいと言わなくなった。

・自分の裁量で買い物ができるようになった(親が買いたがらないオヤツやジュース、オモチャ(ガラクタ)を買える!)。

・よく考えずにどんどんお金を使うと、欲しい物が買えなくなることが身にしみてわかるようになった(印象)。

・自分で買わないといけないので、文房具を大事に使うようになった(印象)。

・お金を貯める楽しさを知った。

・自分で決める喜び、成功体験が積み重なり、自己肯定感が育つ(印象)。

・(親として)「買いたいなら買えば」と言えるようになって非常にラク!!

 

現時点でのデメリット

<息子>

なし!(と息子が言ってました♪)

<親>

・お小遣いの内容を決めるのが大変(金額と仕事)。

・毎週お小遣いをあげるのはちょっと面倒

・仕事をチェックしたりするのがちょっと面倒

 

まとめ

今のところ親が「面倒である」以外に、

特にデメリットが思いつきません。

 

子どもにとっては

自分の裁量が広がることが

自己肯定感にもつながっていると感じます。

 

これから成長する上で、

お金との付き合いはますます増えてきますし、

自立するには、

自分で金銭管理できるようになっていることが

不可欠でしょう。

 

今からコツコツと自分の裁量でお金と付き合うことは

メリットこそあれ、デメリットはないように思います。

 

ちなみに、

お小遣い帳は私自身まじめに付けたことがなく

不要だと思っているうえに、

参考にした本にも特に必要だと書いていなかったので

つけさせていません。

お小遣い帳があったらまた、ちょっと

面倒さがアップしそうですね・・・