くるみの木 一条店。8年ぶりくらい?大きく変わっていました。

洗練された雑貨。安定のカフェ。人の多さには辟易。

以前はもっと家が近くて気軽に行けたのですが

これまた引っ越してから足が遠のいていたお店。

 

今の職場の友人が、たまたまくるみの木から

徒歩3分くらいの場所に住んでいるので(!)

本当に久しぶりに訪することになりました。

8年ぶりくらい?

 

以前は雑貨が置いてあったスペースが

「待合室」に変わっていました。

相当客足が伸びた、ということだと想像しています。

↑待合室。壁一面に小さな棚板があり(残存している感じ)、かつて雑貨が置いてあったことを思い出させてくれます。

 

くるみの木。今やテレビにも出るほどの人気店。

1984年から続いている、

カフェとしては老舗と言っていいお店かなと思います。

 

待合室のほかにも大きな変化が。

こんな別棟が新築されていました。

イベントスペース「pieni35」。

すっきりした美しい建物ですね。

↑うっかり、中を見るのを忘れていました・・・(涙)

 

開店後、5番目に呼ばれて好きな席に座れました。

1,500円のランチはこんな感じ。

↑もうちょっと並べ替えてキレイに撮ればよかった…。味噌汁に見える汁物の中には、なんと、すいとんが入っています。かなりのボリューム!食器はまあ普通の物が多いかな。

 

↑メイン。「ゴロゴロ野菜」というのがまさしく、ぴったりのボリュームある野菜がたくさん入っていました。

 

↑コーヒー。このカップは良いですね。くるみの木のデザインって、やっぱり、さっぱり気味だなあと思います。とてもシンプル。「け」なんです。

 

昔来た時の食事の内容は、

もっとボリュームが控えめだったと思います。

今回感じたランチの量は

「おしゃれカフェ」にしては、相当なボリュームで。

たまたま今回そうだったのかもしれませんが…

 

お腹いっぱいになる感じが、ある意味、清い。

突き詰めた「け」が、そこにあるように思いました。

 

でもって、腹一杯になりすぎて、

ケーキの隣に陣取りながら結局食べる余裕はゼロ。

(もちろん、頑張れば食べられますけどね)

こういうところが、清い、と感じます。

ランチ少なめのボリュームなら、

デザートを追加注文する人も多々いるでしょうに。

 

たぶん、極寒の時期だったので、

人が少なかったほうなのでしょう。

それでも開店1時間以上前から人が並ぶって…凄すぎる。

あ、一応、待合室はカフェ開店の1時間前に開き、

雑貨店はカフェ開店30分前に開きます。

 

雑貨も服も非常に洗練されたものが、

余裕を持って展示されている感じです。

洗練されたものが陳列されている様子を見るだけでも

わくわくしますね。

 

かつてここに来たのが昔過ぎて、

昔も置いていたか、はっきり覚えていないのですが

つい最近買ったnogutiのリングがここにもあって(笑)

心底、驚いたと同時に、

価値観が似てるんだなあと嬉しく思いました♪

 

そして、くるみの木の素晴らしいところは

なんと言っても植栽ですね。

この「感じの良い庭」を管理するのは

なかなか大変だと思います。

 

この「土とともにある」雰囲気が、

人の深層心理で心地よさを感じさせる、

要因になっているように思います。

 

この自然の雰囲気は、一夜漬けではできませんし、

都会のビルではそうそう真似できません。

 

奈良で、ターミナル駅でもなく、駅徒歩15分。

お料理はもちろん普通に美味しいですが、

“手の届く”美味しさで、ずば抜けてるとは思わない。

 

それなのにこの人気ぶりは

追求された「け」の心地よさがここにあるから。

この雰囲気に浸るためにここに来るんだろうなあ

と思いました。