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インテリアもファッションも隙きのない美しさ!『リリーのすべて』

2018年2月6日

 

学生の頃から映画を観るようにしています。

映画大好きというよりは、

「本を読むよりいい」という程度で

教養のため無理やり観てきたような感じです(^^;)

 

学生の頃のように週に2本以上観るなんて無理で、

月に2本もギリギリなことが多いですが、

もうだいぶ前からツタヤ ディスカス

とりあえず受賞作品を中心に借りています。

 

で、適当に借りたものですが、ほとんどは観終わると

「やっぱり映画ってスゴイ」と思うのですが

観る前は何か億劫なんですよね…

 

借りるDVDをまとめて選んでいるので、

DVDが届いても内容が全然わからないんです。

これも観る気が沸き起こらない理由でしょうね。

実際、フランス映画で退屈なのとか

超シリアスでしんどい映画も混じっているし♪


久しぶりに「DVD買おうかな」と思える映画に出会った

 

ちょうどインフルエンザになっときに(笑)

家にあったのが『リリーのすべて』。

 

だいたい期待せずに見始めるのですが、

「いかにもデンマーク」という風景が冒頭に現れ、

さらに画家夫婦のストーリーということが判明。

 

「これはなかなか私好みかも♪」

という期待をもって観始めましたが

最終的には期待を大幅に上回る体験ができました。

 

本当は中身のほうにも触れるべきでしょうが、

ここは深入りせずにおきたいと思います。

 

とにかく夫婦の住まいの内装!

色彩もデザインもとにかく目の保養になる。

どなたかのコメントでも触れられていましたが、

飼い犬まで美しい!笑

 

そして、インテリアもさることながら、

来ている服の美しいことと言ったら!!

ヒロインの家用の服はキモノか?

さらっと羽織っている雰囲気がカッコよく、

その配色も絶妙でした。

 

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↑役者さんたちが来ていた服。

やっぱり実際に来ていないと雰囲気が半減。

 

パリで過ごす期間があるのですが、

その服は今の時代でも着れそうなものもあったり。

アールデコですね。

1920年代。

↓例えばこんな感じ。

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インテリアもファッションも美しく

印象的な映画は今までにもありましたが、

時代がもっと前のものがほとんど。

 

この映画は比較的今に近いので、

真似したくなるような、

気分の高揚があるのかなあと思います。

 

内容はさておき(内容も面白いですが)、

美しい世界に浸りたい方、ぜひ一度ご覧ください!

 


『リリーのすべて』

■アカデミー賞(第88回)

助演女優賞 受賞:アリシア・ヴィキャンデル

主演男優賞ノミネート:エディ・レッドメイン

衣装デザイン賞ノミネート

美術賞ノミネート

■ヴェネツィア国際映画祭(第72回)

クィア獅子賞 受賞:トム・フーパー

              ・・・ほか多数受賞

 

ちなみに、美術賞にもノミネートされているわけですが、「デンマークの画家ハンマースホイの絵に描かれた住居を再現」したと監督は語っているようですが(参考:Real Sound)、ハンマーズホイの絵に本当にそっくり!