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水栓はハンドシャワータイプしか考えられない。

2018年9月3日

水栓はハンドシャワータイプしか考えられない。イケア:ALESKÄR&サンワカンパニー:アクト

インフルエンザから復活後、症状が風邪っぽく変化。

私は最近風邪を患うとたいてい咳が長期化する傾向で、

小児喘息がベースにあるせいか「咳=息苦しい」。

そんなこともあって全然原稿が書けませんでした…さて。

使いやすいキッチンの考察 ~ダイニングの水道編~


失って気づいたハンドシャワーの有り難み


ハイツに住んでいた頃に便利だったのは、

洗面所のハンドシャワー。

普通の蛇口にプラスアルファで、

シャワーが付いていたように思いますが…

水を好きなところにかけられるって素晴らしい!

 

「失って初めて気づく」とか言いますが、その通り。

当たり前すぎて、その価値を噛みしめていませんでした。

それで初めにやった洗面所リフォームで失敗・・・

 

学生時代はミニマルデザインが大好きで、

スタルクを彷彿とさせるカクダイのSYATORAも悪くない

と、洗面所の水栓はこれにしてしまいました。↓

 

初めのリフォームでは、とにかく時間がなく、

設計事務所さんの提案にかなり乗っかっていました。

 

で、初めての掃除の時に「しまった~(><)」と。

洗面ボウルの端っこの方まで洗剤をつけて洗うと、

手のひらに水を溜めて流すしかないわけです。

狙い通りに水がかからなかったり、

想定外にビショビショになったり・・・さんざん。

たまにジョウロとか使ってみたりもしていますが(苦笑)。

 

洗剤を使う掃除までしなくても、

洗面ボウルのちょっと隅のほう汚れを流したい時に、

ハンドシャワーになっているとラクなんですよね。

それがない洗面所は結構イライラします。

 

でも友人は言っていました。

「ハンドシャワーなんてなくても全然大丈夫!」

ハンドシャワーのある生活を知らなかったら

こんなに不便に感じないのかもしれませんね…。

 


洗面水栓は、ハンドシャワータイプが少ない!


で、今回のリフォームでは

キッチンはもちろん、ダイニングに設置するシンクも

ぜひハンドシャワータイプにしようと決めていました。

要は蛇口の先が伸びて

好きなところに水をかけられればそれでいいのですが、

これがキッチン水栓では種類が豊富なのに、

洗面水栓のほうはなかなか見つからないんです。

以下の水栓をあれこれ探しましたが・・・

なかなかない!

 

建材屋さんのADVANで見つけたGESSIという

イタリアの水栓が一時有力候補でしたが

1

もっとクラシックな見た目がよいということと、

ホースを引き出すタイプに不安が生じたため

結局これは選びませんでした。

 


ホース引き出し水栓の注意点


全然そんなこと知らなかったのですが、

ホースを引き出すタイプの水栓には、

通常「水受けバスケット」なるものが必要です。

 

「水受け?!何それ?!!」

と、不安な気持ちで一杯になりました。

 

ホース引出し式水栓は、

ホースに付いた水滴がホースをつたって

下に垂れることがあるらしいのです。

なので「水受けバスケット」が必要らしい。

2

 

ただし、LIXILのナビッシュなど、

「水受けタンクレス」というものもあるようですが。

シャワーホースの入り口部分に画期的な排水機構を備えているため、シンク下の水受けタンクが不要になりました。シンク下を有効に使うことができます。

 

ネットで検索していると、

ホース引出し式水栓を使っていて

「水受けに水が満タンになってあふれた」

というような話も散見され、

何だか面倒くさそうだという気持ちが芽生えました。

 

可能な限り、

ホースは引出し式はやめたほうがいいかもしれない。

 

そもそも、ダイニングに設置する水栓は、

シンク下が丸見えになる可能性があり、

そこにカッコ悪い水受けタンクなんて付けたくないし…

いざとなったら、

シンク下を隠す造作をするしかないとは思っていましたが。

 


タッチ水栓、タッチレス水栓も気になったけど


シンクのほうが先に決まってしまって

(サンワカンパニーのアクトという洗面ボウル)、

水栓の方があとになってしまいましたが、

「タッチ水栓」で有名(?)なデルタの水栓も

途中最有力候補になっていました。

デザインが完全に気に入ったわけではないのですが、

比較的クラシカルなデザインも多いデルタ。

蛇口の一部に触れると水が出るという、

「タッチ水栓」にも興味がありました。

 

「ものすごく手が汚れている時に便利かも」という理由で

キッチンシンクの水栓を検討中には

LIXILのナビッシュとか国内メーカーの

「タッチレス水栓」もだいぶ検討しました。

 

でも公衆トイレのタッチレス水栓(自動水栓)で

手を出しても全然反応しない経験をした人は多いハズ。

これかなりイラッとします。

個体差があるんですかね。

でもハズレ商品を引いてしまったら最悪です。

自宅の水栓は何年も毎日使うのですから。

 

ナビッシュの口コミを見ていても

不具合みたいな話もちらほらありました。

 

それで、ナビッシュのような「タッチレス」でなく

レバーや蛇口ネックに触れて流れをオン・オフできる、

「タッチ水栓」なら良いかなあとも思ったのですが…

 


水栓とシンクの相性は最重要ポイント


基本的にデルタのハンドシャワータイプは

キッチン水栓しかなく、

すると洗面ボウル(シンク)に対しては

かなり大ぶりになってしまいます。

 

既に決めていたシンクのほうは、

洗面所用としては大きい部類に入るかと思いますが

デルタのキッチン水栓では適合しそうなサイズがなく

輸入元のロッキーズコーポレーションにも

問い合わせましたが(対応はとても良かったです)、

最終的には断念しました。

 

ホース引き出し式の不安や、

ハイテク機器の不具合の不安もあったので、

最終的にはデルタを諦めて良かったかなあと。

 

で、IKEAのALESKÄRが再浮上してきました。

元々候補の一つだったのですが、

長年使うし、水道って品質が重要な感じがするし、

IKEAで大丈夫なんだろうかという不安はありました。

 

ただ、ホースが引き出し式じゃないタイプは元々少なく

その中では比較的デザインも気に入ったので、

値段も安いし…あとはシンクとの相性だけでした。

 

吐水口と排水口の位置(距離)関係、

シンクの形や大きさと、吐水の方向など、

入念にチェックしました。

キッチン水栓を洗面シンクにつけるのですから、

かなりリスキーな選択でしたが、

使いにくさは何とか回避できると判断!

水栓はハンドシャワータイプしか考えられない。イケア:ALESKÄR&サンワカンパニー:アクト

 

 


水栓とシンクの口径が適合するか


口径が適合するかどうかは

適合サイズが記載されているので

設計側でも間違いなくチェックしてもらえるでしょう。

 

この取り付け口径問題では問題がありました(笑)。

 

IKEAのALESKÄRの説明書によると、

取り付け穴は「穴径35mm」。

 

一方、サンワカンパニーのアクトは、

「水栓取付穴φ37mm」と記載あり。

 

え~!!!無理か?!

 

IKEAにも問い合わせましたが、

基本的にIKEAの水栓は

IKEAのシンクに取り付けて下さい、みたいに

言われてしまいました…

夫がメール的なもので問い合わせたようですが。

 

ただ、水栓の「取り付け穴」は、

通常2ミリ程度の誤差の範囲で対応可能です。

ならばIKEAのALESKÄRでも行けるのではないかと

内心思っていたのですが。

 

最終的に設計事務所に相談すると、

担当SさんがIKEAにも問い合わせてくださったようで、

「大丈夫です!」との判断を下さいました!!!

 

IKEAのスタッフさんも、色々なんでしょうね…

夫が問い合わせた時に対応した人は

経験が浅い人だったんでしょうか…

 

水量を絞っているせいか、

「シャワーになりにくい気がする」とか

「シャワー切り替えボタンがなんか押しにくい」とか

若干気になる点もありますが、

今のところ、大きな問題はありません!

 

キッチン水栓は、

やっぱり大きなものに水を注いだりするのに便利。

でもって、やっぱりシャワー水栓、最高です!

 

水栓はハンドシャワータイプしか考えられない。イケア:ALESKÄR&サンワカンパニー:アクト

 


まとめ


  1. シャワー水栓にすると、シンク(ボウル)の掃除が非常にラクです!
  2. ホース引出し式水栓の「水受けバスケットが必要」問題は、シンク下を丸見えにしたい場合は要注意です。
  3. 手が汚れまくっているときに、タッチ水栓やタッチレス水栓、便利かもしれませんが、不具合が出る可能性も考慮しましょう。レバーハンドルなら汚れている手でもたいてい何とかなります。
  4. シンクと水栓の相性、特に「水はね問題」「レバーが回らない問題」などに注意しましょう。
  5. 水栓とシンクの取り付け穴サイズも適合するか確認しましょう。