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1時間も暖房切っておけるなんてスゴイことです。

2018年10月30日

古民家の冬で1時間も暖房切っておけるなんてスゴイことです。古民家の床暖房

昨日は断熱材のことを書きましたが

(⇒集合住宅ってエコだなあと…

書き始めると、

その関連のことが芋づる式に想起され

どばっと書きたくなってきます。

が・・・時間が取れない。

さて。

 

古民家の暖房について考える

この問題は設計段階から相当頭を悩ませていました。

当初は薪ストーブやペレットストーブも

前向きに検討していましたが、

結局、

薪等の燃料調達から始まり手間がかかりすぎること、

高温になることからスペース確保が難しかったこと、

熱気が上にばかり溜まりがちなことなど、

諸問題をクリアできそうになかったので断念。

まあでも今は現状で満足しています♪

 


 気密性が低くても断熱の意味はあると思う


リフォームした部屋については、

別世界のように体感温度が違うのですが

これはもう断熱材サマサマということだと思います。

 

ただし、リフォームした部屋も

外部に接する壁以外は、

基本的に引き戸になっているため

気密性は100点満点中20点くらいかと。

・・・問答無用の不合格点。

 

 

改めて図面で見て、びっくり・・・

(上述の点数を書き直しました。笑)

よくぞこれだけ隙間スースーの部屋で

断熱性を実感できるものだ。。。

 

 


蓄熱型の床暖房でよかったと思う


とにかく室温が変化しにくいのですが、

よく考えると床が蓄熱体であることも

大きな理由なのかもしれません。

 

うちの床暖房は土間コンクリートの上に断熱材、

その上に温水パイプを敷設しているようです。

で、一番上が磁器質タイル。

製品は設計事務所でも実績のある

ガス温水床暖房 ヌックというのを採用。

 

ほかにも選択肢はありましたが、

なんとなく、実績があるところのでいいか

と、ここは結構テキトーに決めちゃいました。

大阪ガスの製品という信頼感もありました。

 

約60~75℃の温水が循環しているらしい。

どこかで約30℃の温水を流すと聞いた気がするけど

ともかくヌックは60~75℃ということのようです。

まあしかし、この土間コンクリートを温めるには

それくらいの温度は必要でしょうね。

 


床暖房にまつわる基本情報(12月時点)


■タイマー設定(毎日)

朝:4:30~6:00

夜:16:30~18:30(※ダイニングは15:30~)

 ※ここ4週間以上変えていないと思います。

 

■設定レベル(10段階中)

ダイニング:6

ワークデスク足元:4

キッチン:2

 ※ここ2週間以上は設定変えてません。

 

■補助暖房

12月に入った頃から

さすがに床暖房だけでは室温が上がりにくく、

石油ファンヒーターを併用しています(18℃設定)。

それとワークデスクで小さい遠赤系ヒーターを適宜活用。

 

室温が20℃くらいになると、

ファンヒーターは消します。

床暖も20℃近くなったら消しています。

 

↑「遠赤ふく射暖房でじんわり」という言葉に惹かれて数年前に購入を決めましたが、遠赤モードになると青く光るのが実はけっこうイヤ…

 

古民家の冬で1時間も暖房切っておけるなんてスゴイことです。古民家の床暖房

↑こちらがワークデスクで使うチャコールファイバーヒーター(エレクトロラクス)。一瞬で暖かかくなる。消費電力も150~300Wほどで、高さも45センチと小型で便利。もう売ってないみたい。


↑デザイン的にはこれが比較的近いのかな…。アラジンは好きです。

 

■基本の服装

これがひどい。笑

普通の家の人の1.5倍以上着てるかも。

元々寒がりですからね・・・

下は裏起毛レギンスにユニクロの暖パン、

上は極暖ヒートテックにダウンベスト、フリースパーカー。

それから頻繁に防寒巻きスカートみたいなのも着用。

外に行っても寒くないと思うことが多々あります。笑

でもこれくらい着ておかないと動けません。

洗面所に行くときに凍死しても困るし。笑

 


2017年12月××日の実績


最高気温11.3℃(昼間)

最低気温0.9℃(早朝。これより若干低いかも)

 

この日は休みで家に居たので

床暖はダイニングだけ10時頃まで付けていたかな。

石油ファンヒーターは3時間半くらいかな…

 

昼ころに一度出かけましたが、

室温が19℃台後半でほとんど下がっておらず、

帰宅後も床暖がタイマーで作動する時間まで

基本的に何も付けなかったと思います。

 

夜も18:30には床暖が切れましたが、

少なくとも23時頃まで

19℃台後半を維持していたので、

暖房は何も付けないまま。

古民家の冬で1時間も暖房切っておけるなんてスゴイことです。

↑22:50頃の室温:19.7℃

 

私がワークデスクで少し寒いと思って

何度か足元ヒーターをつけたりしてましたが。

 


隣の部屋の状況(断熱材なしの部屋)


ダイニングに隣接する居間など、

リフォームした部屋と比較すると雲泥の差です。

 

とにかく一瞬で暖かくなって欲しいので、

ガスファンヒーターを使っていますが、

基本つけっぱなしにしておかないと居られません。

 

ヒーターから離れた場所だと、

温度計が25℃と表示されていても何か寒い。

で、顔ばっかり熱くなるので、

一旦ヒーターを消してしまうと、

30分も持ちません。

 

あっという間に10度くらい下がってしまいます…

天井からも床からも壁面からも

冷たい空気がやってくるということです。

 

本当にこれほど違うか!というほど違います。

半日も何も暖房せずに過ごせるなんて…

団地の部屋みたいですね。笑

 


まとめ


  1. 床暖房は、気密性の低い家では効果を発揮しにくいみたいな情報を見ていた気がするのですが、私の印象では逆。床を蓄熱体とする床暖房であれば、隙間があっても室温はそう簡単に変化しません。
  2. 大前提は断熱材を入れられるところにはしっかり入れること。
  3. 古民家に土間コンクリート直埋タイプの床暖房、オススメです!!

 


※冒頭のイメージ写真は、息子が保育園で作ってきた「作品」。自然素材の力を借りて、まずまずの出来栄え(^^)