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迷走の上、失敗。照明計画って難しい。。。(前編)

2018年10月28日

センスある照明計画を目指して~ ジノ・サルファッティの傑作@古民家

センスある照明計画を目指して ~シャンデリア(前編)~

 

今回は迷走シリーズ。

2017年3月に引き渡しとなったリフォームの

ダイニングの照明の話(前編)。

 

なかなか書き終わらないと思ったら、

やたらと長くなってたので2話に分けます(^^;)


当初は裸電球を吊り下げる案だった


大量に検討事項がある中で、

照明は最もこだわりたいことの一つ。

だから思い切って「諦める」つもりで

しばらくは計画を進めていました。

 

諦めるというのは、

照明器具を選ぶのを放棄するという意味。

 

空間イメージが固まっていない中で、

インテリアを決めていくのは非常に困難です。

できあがった空間を目の前にして

インテリアを決めるほうがずっとラク。

 

変なものは買いたくないし、

買ってしまったら結局長い間使うことになるし、

きちんと選ぶと高価なものになるかもしれない。

それなのに、時間が圧倒的に足りない。

 

ネットで探すのも限界があるし、

買うとなったら、実物を見たい

(↑これが誤算だったという面もあるのですが(^^;))

でも店舗やショールームに行く時間もない!

というわけで、

器具を使わなくても味のある、

裸電球吊り下げパターンで行こうと考えました。

こんな感じ↓

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メイン照明はスポットライト。

ダイニングテーブルの上に設置する照明器具は

明るさを期待せず、デザインだけで選びたかったので、

スポットライトだけで過ごせる明るさを確保したいと

設計事務所さんには伝えておきました。

 


エジソン電球がカワイイ!


裸電球をいろいろ検索していると、

クリアガラスでフィラメントの見える

「エジソン電球」がLEDタイプで最近登場したようで

これがなかなか魅力的!

 

 

ソケットコードも金具が真鍮色のものなど多々見つかり

こんな感じでいいと思って進めていました。

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ところが!

ウンウンと私の説明を聞いていた夫が、突然!

「こんな電球、目が痛くてあかんで」と・・・!!

要はクリアガラスだと、中身の光が直接見えて

残像が残るから嫌だというわけです。

 

・・・・・

 

まったく頭にきます。

一瞬、お先真っ暗になりました。

 

電球がエジソン電球だから、

裸電球吊り下げプランが選択できるのであって

フツーの電球なんて下げてもダサいだけじゃないか!

 

一旦言い出したら聞かない夫。

致し方なく諦めることに・・・

まったく腹が立ちます。

 


吊り下げ案は配置が難しかったかも


電球のせいで諦めざるを得なかった

裸電球吊り下げプラン。

 

ただ、1灯だけでは物足りないはずで、

「ではどこに何灯付けるのか」

という問題には頭を悩ませていました。

 

基本的に裸電球を吊り下げるコードは

1つの引っ掛けリーシングに1つ設置する仕様。

1つの引掛シーリングで複数吊り下げたければ、

分岐させるアダプタを使う手もありましたが。

(↓こんな器具)

 

それでも空間の広さからして、

電球3つでは寂しい感じがするし、

じゃあどうするのか、決定打がないままだったので、

この案がボツになったのは

ある意味仕方なかったのかもしれません。

 


どうせちゃんと付けるならシャンデリアがいい


裸電球吊り下げ案がボツになり、

途方にくれているヒマもなく、

ともかく照明器具を探しました。

 

↓シンプルな泡入りガラスのペンダントとか…

照明器具メーカーDAIKOの商品だし信頼できるけど

何かピンとこない。

 

↓フタガミの真鍮のペンダント(大)。

傘の幾何学的なフォルムに魅了され、

小さいサイズのをトイレには使おうかと思いましたが、

ダイニングの大空間にはちょっと小さすぎるかなと。

それにダイニングの天井はほぼ黒なので

コードが白いのが絶対に嫌でした・・・

コードの色は選べるようにしてほしいなあ。

 

もうヘロヘロになりつつ…

やっぱりシャンデリアが良いなあと思ったわけです。

せっかく天井も高くて広い部屋なので。

でもコテコテのブリブリじゃなくて、

シンプルなシャンデリアが良いと思いました。

 

Blanc d’Ivoireのシャンデリアに目が止まりました。

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初めは良いかなあと思ったんですよ。

意外にも夫も別に良いと言ってたんですが、

芦屋の小さいお店にまで一人で足を運んで

実物を見て、なんとなく違和感が・・・

若干女っぽすぎるところが腑に落ちない原因かな。

 

 

で、たどり着いたのはこちら。

Currey and Companyのシャンデリア。

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アイアンと木を使ったシンプルなデザイン。

でも、なかなか入手困難な品物でした。

リグナにはあるようです。2018年1月現在も)

アスプルンドで扱っていることがわかり、

タイムレスコンフォートに足を運びました。

↓そこにあったのはこれ。

(これも私は良いと思います)

 

高価な商品だったので、

やはり現物を見たいと足を運んだわけですが、

夫に現物を見せたのが失敗でした。

ネットの画像は「ええけど」と言っていたのに

ロウソクの部分を見て「絶対に嫌や」と言い始め…

 

ついにおじゃんになってしまいました。。。

 

いやいや・・・

良いって言ってたじゃん。

それで設計事務所さん、施工会社さんにも了解取って

設置可能か現場でも確認してもらったのに!!!

(非常に重く、電気工事が必要な商品なのです)

 

後編に続く