散らかる原因は何か?散らからない仕組みの作り方。文具の引出し編
使いやすい収納の考察
夫は自称「片付けが得意」なのですが
彼の片付けの手法は以下。
・見えないところに隠す(押し入れ、別の部屋)
・隅っこに固める(床の角)
要するに「その場しのぎタイプ」です。
速く片付くのを得意と勘違いしているんですね…
これでは床の掃除ができないし、
物入れが使いにくくなる一方です。
その場しのぎでなく、
片付いた状態をキープしやすくするためには
手を動かす前に、まず考える!
そのための時間が必要です!
「なぜ、散らかっているのか」散らかりの原因を考える
散らかっている理由は大体シンプルで、
おおむね以下4つに分かれると思います。
①収納場所が決まっていない
②物が多すぎて、収納場所に入り切らない
③収納場所が使いにくい
④収納場所に戻す時間を惜しんでいる
このうちのどれか?
①は、スタート以前というか、
「モノの住所」をまず決めないと収納できませんよね。
カテゴライズできないモノ、新入りのモノが
放置されているのは住所が決まっていないからでは?
まずは収納場所(住所)を決めましょう!
④は問題外! 笑
片付けの大前提は「片付ける時間を割く」こと。
一つ一つの片付けをワンアクションで済むようにしても
チリツモで、基本的に一定時間割かなければ、
片付くものも片付きません。
超多忙な人の部屋が散らかっているのは
当然といえば当然だと思います。
片付ける時間が取れないから散らかっているのです…
(私は単なるズボラな出しっぱなしが多いですが(^^;))
ただ、片付ける時間をとっているのに散らかる場合
②と③の問題も絡んでいるのかもしれません。
②と③が解決しないまま暮らしていると
どうしても散らかりやすくなります。
今回の引き出しは間違いなく、
③「収納場所が使いにくい」が原因。
観察して、使いにくい問題点を洗い出す
無職になってようやく着手した片付け。
毎度引き出しを開けるたびにイラっとしていました。
この引き出し、使いにくい!! 何とかしたい(><)!
(↑写真A:点線で囲んだ部分は、透明なトレイを重ねてあって2段になっています)
なぜ使いにくいのか。
まず使っているのは、
IKEAのErikシリーズ;引き出しユニット2段。
上の引き出しに細かいものを入れているのですが
深さが約12cmあって、これが結構深い。
(↓この写真は3段ですがウチのは2段)
この引き出しに、同じくIKEAの
カトラリートレイを入れて使っていましたが
・・・異常に使いにくい!
幅はピッタリ合って、よっしゃ~と思っていたのに。
やっぱりカトラリートレイだから??
と言うより深さ4cmが私の仕様に合わないみたいです。
私が入れたいものを入れると、
下の写真のようにことごとく上にハミ出してしまいます。
でも、引き出しが深いし(=高さがある)、
入れたいものはたくさんあるので、
トレイの重ね置き作戦でスペースを有効利用しようと、
100均で買った透明のトレイを、モノの上に無理やり置き、
細々したものや頻繁に使うものを入れたのですが、
やっぱり使いにくい!
(↑これらのトレイを無理やり重ねて置いていますが、ガタガタしてイライラします(写真A参照)。苦笑)
問題点
- 引き出しが深い(細々したものを入れるには、浅い引き出しのほうが良かったなあ…)
- 入れたいものとして細かいものがたくさんあるのに、引き出しが深いので、引き出しの上部空間が空いてしまう。
- トレイが浅いので、モノがはみ出して、収まりが悪い。
- トレイが浅いので、モノがはみ出して、トレイの2段重ねが難しい。
⇒引き出しの深さ(高さ)を活かせる「高さのあるトレイ」が欲しい!
問題解消できるグッズを買う
困ったときの無印良品!
というわけで、さっそく調べてみました。
高さのあるトレイがありました!!
しかも2段重ねで使えるものがありました!
本当は深めのトレイの上に、
上述の透明トレイを乗せて使いたかったのですが、
意外と7cmまでの高さに収まらないモノが多く、
透明トレイを重ね置きするのは諦めました。
でも見ての通り!
仕切りが高くなったので、収まりがいい!
しっかり立てて収納できる!
やっぱり立てて収納できるって気持ちいいですね~
本気の片付けは、買い物抜きでは進まないので
どうしても時間かかるんですよね・・・
でもここをきっちりすると後がラク!
使い勝手を試しながら微調整するのが、片付いた状態をキープするコツ
とりあえず、入れ物が手に入ったら、
パズルのように入れていくわけですが、
ポイントはこんな感じ(超当たり前ですが。汗)。
- よく使うものは取り出しやすい位置に。
- できる限り、パッとすべてのモノが見えるレイアウトに。(だから「立てて置く」のが良いのですね。多くのものが一覧できるようになるので)
- 使わないものは奥へ下へ。
↑まずはこのように入れてみたのですが、
ハサミやホチキスを取りだすときに
右隣の枠の背の高いモノに、
手が当たって取りにくかったので
ハサミ・ホチキス等の枠の右隣は(私は右利きゆえ)
低いモノの枠に入れ替えました。
トレイからはみ出しているモノの枠が隣り合っていると
使いにくい感じでした。
ハサミ等の枠を入れ替えたところ、
↓手が当たりにくくなって取り出しやすくなりました。
・・・なんか伝わらない説明になっていますね(^^;)
要は、入れてみて使いにくい場合は調整しましょう!
ということでございます。。。
完成!
絵面的には美しくないですが(笑)
見えないところは、
美しさよりも使いやすさ重視です!
ズボラな私の鉄則♪
で、こんな些細な調整が意外と重要だと思っています。
「手が当たって取り出しにくい」というイライラが、
「しまうのは後回しでいいや」につながるからです。
一番始めに書いた「③収納場所が使いにくい」
の具体例ですね。
この、イラッと感をいかに減らすかが
スムーズに片付くポイントになります。
(あ、イラッとしない方は流してください。笑)
追加の「ワンポイントアドバイス」
「せっかく整理整頓したのに、
なんだか引き出しの中って“インスタ映え”しないわ!」
という方のために。
それは、色味が揃っていないという理由も大きいかと。
なので、無印とかで揃えちゃうと、
それなりに見えるようになります。
とりあえず、この写真も色味を加工してみました。
なんとな~く、マシになった感じがしませんか?
(あんまりしませんね・・・(^^;))
私は見えないところは手を抜くので、
ここは目をつぶります!笑
終わりに。
以上が、ズボラでも美しく暮らしたい素人が考えた片付けの方法です。
あくまで、自己流なので、プロから見たら「なんじゃこりゃ?」という感じかもしれませんね(^^;)
今流行りの「整理収納アドバイザー」のプロの方々が、どういう手法でされているのか、非常に興味があり、体系的に勉強してみたいと思ったりするのですが・・・。
どうやら「ライフオーガナイザー」という似たような資格もあるらしく、マイナーですが、私の嗅覚的にはこちらのほうが面白そう!
たまたま生活クラブで案内されていた本『男の子が ひとりでできる「片づけ」
で、実は今度(と思っていたら明日になっていた。笑)、ライフオーガナイザー2級認定講座というものを受けてみようと思っています。
増殖する一方の資格ビジネスに嫌気が差しつつ、片付けのお話は純粋に楽しんで聞いてこようと思います♪
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません